どうも、くわっちです。ご訪問いただきありがとうございます。
【木工DIY作品】シリーズ「家具編」です。
これまでの約10年間でいろいろと作ってきた作品たちを紹介しています。
作り方を詳しく説明するものではなく、どんな使い方をするためにどんな工夫をしていて、そしてどんな材料でどんな色合いにしているのか。こんなことを紹介していきます。これからDIYを始めようとしている皆さんをはじめ、DIYをしっかりやっている皆さんにとっても少しでも参考になると嬉しいです。
そしていろいろと参考にしていただきながら、自分の条件に合った作品を自分でしっかりと考えて、DIYを楽しんでいただければと思います。
いろいろと考えた工夫や構成を紹介していきますので、是非参考にしてみてください!
今回は、現在の賃貸住宅に引っ越してきてまもなく、ダイニングテーブルまわりをすっきりと気持ちよい環境にしたくて作成した「ダイニング飾り棚」の紹介です。
1.寂しい窓まわりを華やかにしたい
今の住居に引越ししてきて、朝日の入る落ち着くダイニングの場所をみつけてセッティング。でも窓まわりはなんだか味気ないし、ついついテーブルの上が乱雑になってしまっていました。窓台のなんだか緑色っぽい微妙な色合いも好みではありませんでした。
花瓶でお花を飾ったり、少しフェイクグリーンを飾ったりしてもどうにもまとまりもなく、落ち着かないダイニングテーブルだったため、一気に構想をまとめて作っちゃいました。
1.窓面にさまざまな高さの収納と飾り棚を配置
窓面の床から天井まで一面に飾り棚を作りました。様々な高さに収納や飾り棚を配置しています。
2.カーテンレールの高さに合わせた上部飾り棚
もともとついていた、壁から飛び出した”かっちょ悪い”カーテンレールも上部の棚で目立たなくしています。この棚はもちろん飾り棚。ハロウィンやクリスマス・お正月など季節に応じていろいろなものを飾って楽しんでいます。
フェイクグリーンやちょっとおしゃれな小物を置くだけでなんだか窓回りに彩りが出てきます。
クリスマスにはサンタさんやトナカイなどが並びなかなか楽し気な空間になります!
2.テーブルの上をすっきりさせたい
初めの写真のように、ダイニングテーブルの上にものがあふれて、しまいには椅子にまで・・・このような状態になっているご家庭も結構あるのでは?うちだけでしょうか・・・
1.テーブルの高さに合わせた収納
飾り棚だけでなく、収納力もたっぷりにしました。
テーブルの高さに横長に収納を作り、普段テーブルに置いてしまいそうなものをすべてしまえるようにしたため、テーブル周りがとてもスッキリしました。いかがですか?
3つの扉(No1~No3)のついたテーブルの高さの部分は幅広の収納になっています。
テーブルと高さを合わせることで、テーブルの上へ必要なものをすっと取り出せるのでとても便利で気に入っています。微妙な色の窓台もうまく隠しておきました。
2.跳ね上げ式の収納扉はステンシルでアクセント
収納の扉は跳ね上げ式として、開いた状態で邪魔にならず、開いたままにできるようにしました。
棚板はパインの集成材を使用していますが、収納扉は薄くするため、シナ合板としています。同じ色で塗装しちゃえば、違う素材でも違和感は全くないですね。
また、扉は塗装しただけでは少し寂しかったので、ステンシルで装飾して遊んでみました。
3.各種IT機器の充電スペース
この収納の中には時計や携帯用の充電コードを設置していますので、iPhoneやiPad、AppleWatchなどを充電していてもテーブルの上はいつもスッキリです。
コンセントの設置部分は今後の工夫代ですね。机で隠れちゃうので力抜いちゃいました。雑ですみません・・・
この収納、見ため以上の収納力でついついどんどん放り込んじゃいます・・・
3.近くにあると便利なものをすっきりと収納したい
1.両サイドの足元にしっかりとした収納棚
テーブルの高さに合わせた収納の下には、左右に2種類の収納力抜群のオープン棚を設置しました。
中央にも床面に棚板を設置したので、いろいろとものを置くことはできます。
左側は落下防止バーと滑り止めストッパー付きの少し大きめの棚でマスクやティッシュ、消毒用アルコール類などを収納。右はモノを取りだしやすいように単純形状の3段棚。お薬類やレターボックスなどを収納しています。
2.側板にはフックをつけて小物類収納
好きな場所に釘を打つだけで、フェイクグリーンやティシュボックスなどの小物掛けが”かんたん”に完成です。DIYだからこそのフレキシビリティですね。今ではまた小物掛けを増やして、マスク掛けを追加しています。
好きなところに好きなだけ、自分都合で増やせるのが良いですね!
4.落ち着いた色使いとグリーンによる癒し
1.部位ごとに色を統一してまとめる
今回は飾り棚になる棚板部分の横材をこげ茶にし、その他、床から天井までの側板やテーブル下の収納部分はすべて白で統一しました。
部材の構成に合わせて色使いを統一することで、まとまりのあるインテリアになっていると思います。
2.適度にグリーンを配置して癒しの空間
窓台となる棚に寛容植物類を配置、上部の棚からはつる性植物のフェイクグリーン、側板にもボリュームのあるフェイクグリーンを配置しています。ほんとはもっとたくさん飾っても良いと思っていますが、現在は少し控えめにしています。
オフホワイトの部材にグリーンが映えて、良いコントラストになりますね!
色の濃い棚板として使う横材はパイン集成材1枚ものをこげ茶塗装。テーブル高さの横長収納の3枚扉は、シナ合板を同じくこげ茶塗装。
その他、側板部分や下部の棚は、1×4(ワンバイフォー)を2枚使いでコスト削減しています。
白い部分はアクリル水性塗料のオフホワイトを使用し、「シャビ―仕上げ」で、あえて使い古した感じを出しています。
シャビ―仕上げのやり方は別途「材料編の塗装編」で特集記事を予定しています!
5.壁や床を傷めず、組み合わせただけのシンプルな構成
床から天井までの棚ですが、壁や床は一切傷めず、組み立てて置いているだけにしています。
少しわかりづらいかもしれませんが、カーテンレールをうまく干渉させることで、地震が来ても前に倒れてくることもありませんので安心です。
組み立てているだけなので、この住居から引越しをする際にはバラして移動が可能です。そして移転先でも寸法調整をしてまた使うことができますね。場合によっては、必要な部材だけ更新すればたいていは再利用が可能です。
寸法を小さくする方向でしか調整はできませんが・・・
基本的には何ら難しい加工技術などは使っていませんし、塗装も極力最小限の労力で「かんたん」にできるようなことを意識しています。
6.まとめ・・・食空間に彩りを
【木工DIY作品集】家具編として。今回はダイニング飾り棚を紹介しました。
こちらもかなり前の作品ですが、当然今でもまだまだ現役です。
食事の時間はとても大切な時間です。
朝食ではこれから始まる1日の元気をため込むことで頑張れますし、夕食では温かい家族団らんの中で1日の疲れを癒し、明日への元気を蓄える場所でもあります。
朝日の入る気持ちの良い彩りのあるダイニングで毎日の活力を養いましょう!
今回紹介した内容が少しでも皆さんの参考になってくれると嬉しいです。
木工DIY作品集、まだまだまだ続きますのでお楽しみに!
よろしくお願いします!
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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