こんにちは! くわっちです。
これまで趣味でやってきた「DIY」をメインに、「おうち」や「キャンプ」での利便性UPの参考となる記事を書いていきたいと思っています。ブログ初心者のため、読みにくい部分はご容赦ください。
“DIY”というと次のような先入観で、なかなか一歩が踏み出せない方がたくさんいるのではないでしょうか。
- そもそも手先が器用じゃないとできないでしょ!
- 材料は何を使ったらいいのかわからないよ!
- いろいろと道具揃えなきゃだけど、お金かかりそう!
やったことがないといろいろと心配になりますよね。その気持ちよくわかります。でも意外とDIYって「かんたん!」にスタートすることができるんです。
ブログ主本人がそんなに凝ったDIYをしているわけではないので、作品を見てもらえば「これなら自分でもできそう」と自信をもってもらえるかも(笑)作品は少しずつUPしていきますので少々お待ち下さい。
今回は ”賃貸木工DIY” おススメする3つの理由 として、「おすすめ理由」はどんなところにあるのか、どうすれば「かんたん!」に始められるのか、についてお伝えしようと思いますので、是非最後までサクッと読んで行ってください。
結論:サイズも色も自由自在、工夫次第で「安く」「楽に」作れます
詳しくは後でゆっくりとご説明しますが、まずは結論から。
ブログ主が “賃貸木工DIY” をおすすめする理由はこの3つです。
- 分の都合に合わせて自由自在に作ることができる
- 道具や材料は工夫次第で安くすませることができる
- こだわり次第でとっても「かんたん!に」作ることができる
それぞれについて、もう少し詳しく解説していきます。
1.自分の都合に合わせて自由自在に作れる
持ち物があふれてきたので整理をしたいと思ったとき、皆さんならどうしますか。今までなら家具屋さん(安くて若者向けなら”イケア”など)に出かけて、自分の条件にあった家具を探していたと思います。最近ならネットショップ(amazonや楽天、yahooショッピングなど)でしょうか。
でも、自分の気に入るものを探すのは大変ですよね。
- 置きたい場所にピッタリのサイズのものが見つからない
- デザインは気に入ったのに棚の奥行きが足りない
- 棚の段数があと2段くらいあるとよかったのに
- 大きさや棚の段数などはかなりいいけど気に入った色のものがない などなど
1.空間に合わせてジャストフィット
家具を考えるとき、まずはどこに置くかを考えると思います。必然的にその家具を置く空間の幅や奥行きや高さが決まってきます。
それにピッタリの家具を探してくるのはとても大変ですし、そもそもピッタリの物なんてなかなか見つかりませんよね。そして、「ま~、このくらいで我慢するか!」と妥協してしまうのではないでしょうか。買ってその場所に置いてみると、微妙に家具の横や上部に隙間が空いていたりして、「なんだか微妙・・・」なんてことになりかねません。
でも、”DIY” なら大丈夫です
必要な大きさにジャストサイズで作れるので当然ですが、その空間にピッタリとはまります。
どこにでもスッポリ、ピッタリ。気持ちいいですよね!
2.棚数や段の高さ、奥行きも置くものに合わせてジャストフィット
なんとなく空間にあったサイズの家具が見つかったとします。今度は中に置くものの奥行きや幅や高さが問題になってきます。
自分が入れたいものに対して、奥行きが足りなかったり、棚の高さが合っていなくては入らなかったり必要以上に余ってしまってもったいないなあなんてことになることが多いですよね。
でも、”DIY” なら大丈夫です
自分の入れたいものに合わせてジャストサイズで作れるので、気持ちよく無駄なくフィットします。
棚の高さをテーブルとそろえると使い勝手抜群!寂しかった窓回りもいい雰囲気に。
3.自分の好きな色で作ることができる
空間にあったサイズであったり、中に置くものの大きさにもなんとなく合っていたとします。ここまで要望に合った家具が見つけるまですごく大変でしたが何とか見つけました。
が、なんだか微妙な色の物しかないなあ。○○の色の物が合ったら最高だったのに・・・と、最終的には色が好みではない理由であきらめてしまうこともあるかもしれません。
既製品の家具は値段が安いものだと、まず間違いなくプリントものの木材に似せた偽物(かなりそれっぽく見えるのものも増えてきましたが)になってしまいます。どうしても薄っぺらい感じで安っぽく見えてしまいますよね。また少し傷がついたりするともう元には戻せません。
でも、”DIY” なら大丈夫です
白でも茶でも黒でも赤でも青でも、自分の好きな色で家具を作ることができます。
もちろん、「かっこいいシルバーの金属製の棚が欲しい」なんていう場合でも実はDIYで作ることもできますが、このブログは木材のDIYをメインにしていますのであしからず・・・
我が家は白とこげ茶で統一。わざとこすってビンテージ風にすると雰囲気出ますよね!
4.おまけの理由
これまで賃貸木工DIYDIYをおすすめする理由のひとつ目の「都合に合わせて自由自在」について、3点ほどお話ししてきましたが、実はもう一つ理由があります。
基本的にDIYは部材を組み合わせて作りますので、変更したくなった時、新しく作りたいと思ったときにはこれらの部材を分解して、それを新しい家具を作る際の材料として再利用することができます。
転勤族で賃貸住宅にお住まいの方などは特に引越しでおうちの間取りが変わってしまいますので、改めて家具を置く場所の条件が変わってきますよね。
でも、”DIY” なら大丈夫です
引越しの際はバラシて運び易くするとともに、引越し後のおうちに合わせて家具をリメイクできます。
簡単そうに聞こえるけど、準備も大変そうだしお金もかかりそう。。。
大丈夫です。これから「かんたん!」に説明していきますよ。
2.道具や材料は工夫次第で安くすませられる
では次にどうすればお金をかけず「安く」作ることができるのかについてお話していきます。
DIYで何かを作るには、そのための材料やそれを加工及び組み立てをするための道具類も必要ですし、いざやり始めるとどうやって材料を加工したらいいのか、設計図ってどうやって書けばいいのか。などなど不安なことがたくさんあり、これまたなかなかDIYに踏み込めない原因になっているのではないでしょうか。少しでもその皆さんの「困った」の参考になるように解説していきたいと思います。
- 何らか道具がいるのはわかるけど、どんな道具があればいいのだろう?
- 材料って何を買えばいい?どこで買えばいい?
- 道具や材料を安く抑える方法は? などなど
そうですよね。その不安な気持ち、とてもよくわかります。!今回は簡単に概要からお伝えします!
1.最初からいろいろと道具を揃えるのはNG!最小限でスタート!
DIYのための道具としては、例を挙げるとキリがありません。以下、よく聞く道具類の一例です。
DIY用にまずはひと通り道具を揃えようなんて思ったら大変です。ネットやホームセンターなどで探せば、いろいろと便利そうな工具や道具が見つかって、あれもこれも欲しくなるかもしれませんがそこはぐっと我慢です。まずは最低限のものを準備してDIYをスタートしましょう。意外とと何とかなるものですよ。ブログ主も、おそらくDIYやっている人たちの中では道具少ない部類だと思います。
あとはいろいろと作っていく中で、自分の作風に合わせてその都度あるとよい道具が見えてくると思うので、「フトコロ」と相談しながら少しずつ購入していくとよいと思います。DIYで大事なのは道具よりも材料と工夫です。余分な出費を抑えて、少しでも多くの材料をそろえてDIYを楽しみましょう。
手動でよいもの、電動にしちゃったほうが良いものそれぞれです。必要なものは良いものを、あればよい程度なら、実は100円ショップでも手に入るのでうまくすれば安く揃えらますよ。
それでは、木工DIYを始めるうえでまず準備すべき道具(くわっちのおすすめ)を紹介していきます!
① DIY初心者、これだけ持っていれば大丈夫!な道具たち
先ほど言った通り、初めから気合を入れていろいろと道具を揃える必要はありません。最初はまず簡単なものか製作を始めて、ある程度慣れてきたら少しグレードアップしていきます。
そこで初めて、次につくるものに合わせて必要な道具を見極めて、道具を少しずつ揃えていきます。それぞれの段階でどの程度の道具があるとよいかは、別の記事でおいおい書いていきますので、そちらを参考にしてもらえればと思います。
では、まずDIY初心者が始めにこれだけ持っていればOKな道具6選です。
まずはこの程度の道具があれば何とかなるものです。いい道具があるからいい結果が出るわけではなく、あくまでも知恵と工夫がものを言うと思います。これはゴルフとも通ずるものがありますね。。。もちろん道具コレクターの方など、「とにかくかっこいい道具が欲しい」なんて人はそういう楽しみ方もありですけどね。
まずは少ない初期投資で『かんたん!DIY』を楽しみましょう。
この程度の道具があれば、くわっちが作っているようなDIY家具はかんたんに作れちゃいます!
木工DIYをしていくと、あまりにも安ものの電動ドリルでは力不足で回らなかったりしてしまい、すぐに強力なものが欲しくなるはずです。お金に余裕があればインパクトドライバーを買っておくと、後々とても重宝することになると思います。
② 少し慣れてきたら、これがあると超便利!な道具たち
もう少し正確に作りたい!製作スピードをアップしたい!初心者向けの道具だけでは作れない少し複雑な作品にも挑戦してみたい!
こうなってくるとまた新しい道具が欲しくなってくると思います。
ここからは、初心者からステップアップしたい方にお勧めの道具4選を紹介します。
※詳細はこちらを参考ください
ワンランクステップアップしたいときにあるとよい、便利な道具はこの程度でしょうか。
あれ?なんか少なくない?ほんとにこれでステップアップできるの?って思うかもしれません。が、大丈夫です。そんなものなのです。ブログ主はこれまでほぼこの程度の道具でDIYを続けてきました。
そんなに凝ったものを作っていたわけではないので、作品集を参考に見てもらえれば「なるほどね」となるのではないでしょうか。知恵と工夫で勝負しましょう!
※くわっち作品集はコチラ
この程度の道具があれば、ワンステップ上のDIYを効率的に作れちゃいます!
道具が良くなれば効率がぐんとアップするものもあります。DIYスキルの上達具合に合わせて少しずつ道具を増やしていきましょう。ますますDIYが楽しくなってくるはずです!
③ かんたんな道具は100円ショップで調達してコストダウン
ちょっとした簡単な工具を安く揃えるには、「100円ショップ」も穴場です。最近の100円ショップはDIYの道具や材料なども品ぞろえが増えてきています。
必須道具のうち、直角定規や木工用やすり、トンカチやボンドなどはホームセンターよりも安く手に入りますので上手に活用してください。ただし「のこぎり」はちゃんとしたものがおススメです!
このように、最近の100円ショップはびっくりするほどの品ぞろえです。もちろん安いだけあって耐久性までは求められませんし、もしかしたらすぐにもっといいものが欲しくなるかもしれませんが、始めは割り切って『安ものの道具でもよし!』としましょう。意外と長持ちするものもあるかも。
100円ショップなら、多少選択に失敗したかなと思ってもフトコロはあまり痛くありませんので、早くに壊れちゃったとか、もう少し使いやすいものがいいなと思った時が買い替え時です。そのときは今よりもDIYに詳しくなっていると思うので、自分にどのようなものが合うかもなんとなくわかるものです。
高い道具は慣れてきてからゆっくりと厳選して購入していきましょう!
2.部位ごとに選ぶ 安いおススメ木材はこれ!
① メインの材料としては『SPF材』
材料はいつも、同じような部位にはだいたい同じ材料を使っています。そうすることで、空間になんとなくですが統一感が出てきます。
SPF材は(いわゆる2×4:ヅーバイフォーとか)と言われる規格材です。何しろ安いのが特徴です。最近では「ウッドショック」で木材全体が高騰してきていますが、それでもやはり相対的にみるとこの材料が安く、またある程度やわらかい部材なので、加工するうえでも扱いやすいです。節があったり反りがあったりするので、選び方や加工については少し注意点があります。
杉板の足場材など、もっと安い材料もありますが、表面が荒かったり節がひどかったりするため、加工も大変でとげが刺さったりする危険性も高いため「手に触れる家具」としてはあまりおすすめできません。単なる壁材などで利用する分にはおもしろいかもしれませんね。
※SPF材についての詳細はコチラを参考ください
この写真は少し古いので今より値段は安いと思われます。。。
② 棚板には1枚で仕上げられ多少硬さのある『パイン集成材』
集成パイン集成材は反りもなく平らである程度の幅のものが揃っているので棚板としておススメです。くわっちは棚板としてもSPF材を使うことが多いですが多少ガタツキや板材ごとの隙間がでてしまうので、書き物をしたり何か細かい作業をするような台として使いたい場合は、ある程度の強度がありかつ1枚もので仕上げられるパイン材で決まりです。浸透性の塗料も入りやすくきれいに仕上がります。
※パイン集成材についての詳細はコチラを参考ください
この棚板はカフェテーブルなので表面をニスで仕上げています。
こちらはニスなしの浸透性塗料のみ、木目が見えて雰囲気が出ますね。
③ 壁面収納としてなら『有孔シナベニア』
有孔シナベニアは少しアクセントにもなり壁面がオシャレになります。これに合わせた様々な部材が準備されていて、フックや棚板をつけたりすることで、自分好みにさまざまにアレンジできます。
シナベニアは表面もきれいなので、塗装なしの素地や淡い単色での利用がおススメです!
※有孔シナベニアについての詳細はコチラを参考ください
そのほかの特殊な部材が必要になったらその都度探して、付加していくことで少しずつ使える材料が増えてくるはずです。
これら3つの素材を組み合わせることで、作りたいものはだいたいできちゃいます。
3つの素材と塗装色の組み合わせで、落ち着きもありかつオシャレな家具がかんたんに作れます。
3.こだわりの度合い次第でとても「かんたん!」に作れる
多少のゆがみやばらつきは愛嬌であり、味になります。
あまりきちっと作ることを目指さずに少しラフな気持ちで取り組んでもよいと思います。要所要所必要なところに少し気をつけるだけで、それこそ”かんたん!”に作ることができます。
1. 頼めるも加工は人に頼んで楽(らく)をしよう
DIY初心者の皆さんは木材をどちらで購入するでしょうか。おおむねホームセンターで問題ないと思います。上で述べた安い初心者向けの木材はおそらくどのホームセンターでも売っています。
ホームセンターには『木材加工コーナー』というものがあり、支払い後の木材を持ち込んで好きな長さや大きさに機械でカットしてくれますよ。DIYをするなら木材の加工も自分で全部やるべきだなんて、どこにも決まりはありません。手動ののこぎりで簡単に切れるものなら良いですが、多少のカット料金はかかりますが、自分で地道に加工するよりも、早く正確に木材加工が可能です。お店によりますが、1カット20円から30円程度なので、使って損はないですよ。
まずは難しいことは人に任せて、組み立てから完成までを楽しんでください!
2.作るものの構成はできるだけ単純にしよう
かんたんな構成というと、ただ木材を組み合わせて金物を使って固定してしまえって思うかもしれませんが、多少の見た目は気にしたいところですね。
大きな金物が目に付くところにあると「カッコ悪い」ですが、多少のビスは隠さなくても問題ありません。DIYの手作り感の中ではビスやフック類はある意味、味にもなります。くわっちの作品たちはほぼほぼビスは丸見えですが、木材を塗装しているため全く気になりません。もしステンレスのビカビカの銀色が気になるようなら、色付きのビスを購入してみたり、ビス頭をスプレー塗料で塗装してしまうのもありかも。ビスなどを隠せば見た目もよいですが、そのために複雑な構成になっては作るのにためらいがでたり、あまりきれいに仕上がらなかったりということにもなりかねません。
ひとつだけ気を付けてほしいことは、部材にどのように荷重がかかるかを考えることです。考え方は簡単です。荷重のかかる棚板(横材)を側板(縦材)に横からビスで止めるとすると、ビスだけにすべての荷重が負担されますので危険です。
荷重のかかる棚板(横材)は縦材の上に乗せるような構成にしておくと重さで棚が落ちてしまうなどという危険性はなくなりますのでおススメです。作りたいもののデザイン次第ですね。
※荷重を意識した構成についての詳細はコチラを参考ください
多少の工夫を凝らすことで、見えるビス類を最小限にしつつ見た目のもよい作り方も可能です。
3.塗装も世の中の当たり前に倣う必要はありません
塗装ってきちんとやろうと思うとそれはそれは大変です。建設業を本業としているブログ主はその大変さがよくわかっています。
塗装を職業とし、お金をもらうのであればやはりきちんとした品質ののを提供する必要がありますが、そこは自分や家族のためのDIYです。皆さんの住宅の状況や家族構成などをしっかりと気にしながら、最小限の必要条件で塗装工程もできるだけ省力化してきましょう。
塗装の下地のために表面を磨き上げたり、何度も塗装を塗り重ねたり、塗装の上からニスを塗ったり。塗料は乾くのにも時間がかかります。時には何日もかけないと終わらないことにもなりかねません。
小さなお子さんがいるのであれば、塗料をなめたりするとよくないですよね。また水を使うようなところでは水拭きなどしても問題がないよう仕ニスを塗ったりして仕上げる必要があります。
DIYでの塗装は個人の条件や満足度に合わせて見極めることで、製作時間を短縮できるほんとに「楽(らく)」ができる工程です。水も使わない、小さな子供も心配ないのであれば浸透性塗料だけで仕上げちゃうとほんの数時間で次の作業に進めます。(一般的には浸透性塗料だけでは木材保護にはならないのでそのあとの表面保護塗料を塗布することを進められますが、くわっちはだいたいの物はそれだけで終わらせちゃっています。全然問題ないとの認識ですが、そこは個人判断でお願いします。
あくまでも「かんたん!DIY」のためのご提案です。塗装についての詳細はまた記事を書いていきますので、心配なかたはそちらもご覧ください。
楽(らく)して頑丈で安全な作品作りを心がけましょう!
※塗装についての詳細はコチラを参考ください
ここまで、くわっちがDIYをおススメする3つの理由について書いてきました。
とにかく「安く!」「楽に!」を意識してDIYの世界を楽しみましょう。これから少しずつ『かんたん!DIY』の始め方についての記事を作っていくので楽しみにしてください!
今回の記事はここまでです。皆さんも一緒にDIYに一歩踏み出してより充実した住環境を楽しんでください!
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